HOME > たびチャリ > 富山庄川小矢部自転車道(1) -富山県-
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・総距離 58.8km
・起点 富山県砺波市
・終点 富山県射水市
・主に庄川に沿って走る自転車道
→ 走行区間マップ
・砺波総合運動公園河川敷駐車場 → 新高岡駅 → 薬勝寺池公園(往路:24.3km)
・薬勝寺池公園 → 砺波総合運動公園河川敷駐車場 (復路:18.7km)
・この大規模自転車道の32%を走行
・REPORTは往路を掲載
岐阜県の飛騨高地を水源とし、富山県西部を流れる一級河川「庄川」。この大規模自転車道の中心部は庄川に沿って整備されている。今回はその庄川沿いの区間を走った。
富山らしい散居村の中、遠くに北アルプスの山々がそびえたち、所々で北陸新幹線と交差する。この区間はチャリに乗りながら富山らしさを味わえるお得なコース。
自転車道のほとんどは自転車専用道路となっており、安心して走ることができた。また、暑すぎず寒すぎず風は吹いておらず、理想的なチャリ日和でもあった。
計画をたてている段階である程度の下調べはしているのだが、「安心感」と「快適さ」は現地で走ってみなきゃわからない。今回は見事に大当たりだったようだ。
いつものとおり迷子になりながらも、ゴールの薬勝寺池公園を目指して楽しくチャリを漕いだ。
また、岩手遠征※1や山形遠征※2の時と同じく今回も新幹線の駅で駅弁を買い、自転車道沿いにある公園で食べた。
この自転車道から最寄りの新幹線駅は新高岡駅(北陸新幹線)で、寄り道には程良い距離に立地している。お目当ての駅弁を買えたので、サイクリングがより一層楽しくなった。
たった数百円の駅弁で幸せな気持ちになれるんだ。俺は単純な人間でよかった。
※1東北新幹線 花巻駅 ※2山形新幹線 高鼻駅
今回の富山遠征は、【チャリ】と【ダムめぐり】で遊ぶ2泊3日車中泊の旅。
チャリは一番最後のアクティビティとなる。(このあと数百キロ運転して帰宅)
前泊は道の駅砺波で車中泊をさせていただいた。
地元のスーパーで地元弁当(ジモ弁と勝手に呼んでいる)と飲み物を仕入れ、Amazonの映画を車内上映し、楽しい楽しい車中泊の時間を過ごした。
翌朝は早朝にスタート地点の「砺波総合運動公園河川敷駐車場」まで移動予定だったので、夜更かしはせずに23時頃就寝。
.....が理想だったが、やはり夜更かしをして午前2時すぎまでグダグダしてしまった。
寝なきゃと思うと余計グダグダが楽しくなる。ああ、俺のバカ。
寝不足でチャリを漕ぎ始めることになるが、まあ、なんとかなるだろう。
(REPORTに続く)
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砺波総合運動公園河川敷駐車場をベース基地とし、午前8時に出発。
画像右のあたりが運動公園となっている。
新しく開発をしている地域のようで、広範囲に渡って工事をしている。
ざっと見た感じでは、物流倉庫か工場のようだが?
この区間は右に庄川が流れている。
自転車道は川の右側に移る。
所々に案内板を立ててくれているので、あまり悩まずに進める。ありがとう。
庄川を渡る。
関東に住んでいるので「庄川」についての一切の知識がなく、名前さえも知らなかった。でももう、この川を知った。さすが一級河川。立派だ。
知らなかった土地を知ると、人生の深みが増した気がする。
決して日本は狭くない。生きているうちにあと何か所の知らない土地に行けるだろう。いつまでも遊べるように、学べるように、今の気力と体力を維持しておこう。
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橋を渡ると何やら公園の案内板が出てきた。
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「中田いきものの里公園」の名称が示す通り、庄川の動植物が観察できる公園らしい。
清潔そうで良い感じの公園だ。あとで買う予定の駅弁は、復路(帰り道)にこの公園で食べよう。
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無風適温の中、快調に自転車道を進んで行く。気分は上々。
緑が際立つ田園風景。
子供のころ、社会科の授業で「富山といえば散居村」と学んだ記憶がある。
ああ、これがまさに散居村なのか。感慨深い。
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ふと横を見ると北アルプスの山々が見える。
方向から推察すると、立山から薬師岳あたりか?うーん、全然違うかもしれないな。
範囲を広げておこう。白馬岳から穂高岳あたりだな。
素晴らしい眺めだ。富山に来て、チャリで走ってよかった。
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ここで自転車道をちょっと離れ、楽しい寄り道をする。
再度庄川を渡り、北陸新幹線新高岡駅に向かう。目的は駅弁の購入。
大規模自転車道の走行だけでなく、見知らぬ土地の市街地を走るのも楽しい。
縁もゆかりも無い遠くの地域で、そこに住む人々の生活圏を自分のチャリで走る。
非日常の極みみたいなもんだ。秘境探検と変わらないウキウキがある。
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迷いながらも、目的の駅近辺に着いた。見知らぬ土地での迷子は楽しい。
大型商業施設がある。
もっと富山らしい光景を期待していたが、ウチの近所と変わらない光景。
新幹線の駅だけあって、とても立派な駅舎。
駅前は整然としおり、居酒屋や駐車場などが並んでいる。
駅舎も含め、この周辺のすべてがまだ新しいように見える。
事前に調べておいた弁当があった。これを目当てに寄り道をした。
すぐにでも食べたいが我慢する。
往路でゴールした後、復路の途中の公園で食べるのだ。
→(2)へ続く
走行距離 | 43km / 往復 |
走行時間 | 6H / 全行程 |
走行環境 | 川沿い95:市街5 |
寄り道スポット | 北陸新幹線 新高岡駅 |
コース内トイレ | あり / 今回走行区間内 2か所 |
コース内休憩所 | あり / 庄川河川敷沿いに多数 |
自転車道専用区間 | (少) 1 2 3 4 5 (多) |
たびチャリ 楽々度 | (苦) 1 2 3 4 5(楽) |