大したことは無い。たかが小さな虹が見えるだけだ。
だが長島ダムのエンターテイメント性が見事で、是非紹介したい。
小さな虹を発生させるために、左右の噴射口から怒涛の放流をする。もちろん虹のためだけに放流してるのでは無い。虹は放流の副産物。
だけど巨大な力がこの虹に凝縮されていると思うとワクワクするぜ。
虹は簡単には見られない。
まず長島ダムに辿り着くのが大変だ。ダム自体は最新設備の人工建造物だが、その立地は超山奥であり、狭い狭い山道をひたすら進むことになる。
ダムに到着して管理所の隣に駐車してから長い階段を下り、トンネルを抜けて、橋を渡り、ダム放出の水でズブ濡れになって、やっと虹が見られる。
え? 想像がつかないって? じゃあ今から俺が行ってみるよ。
(REPORTに続く)
※天候によっては虹が現れない時があります
今回の目的地を、この画像で説明する。
怒涛の放水のため水しぶきが発生し、その水しぶきは風の影響で少々左に流れている。
流された水しぶきの先に吊り橋があり、そこへ行ってくる。
画像右に駐車場が見えるが、あえてダム上部にある管理施設横の駐車場から出発だ。
階段を下るごとに怒涛の放水が近づいてくる。
こりゃ凄い迫力。
階段を下りきるとトンネルが現れる。
長島ダムのニクい演出。
公式名称は「ミステリートンネル」。
トンネルを抜けると、キレイに整備された公園に出る。
お弁当を食べるには絶好の公園だ。
吊り橋に出た。この橋を奥まで進む。
吊り橋中央からの眺め。巨大な放水は大迫力だ。
しぶきでびしょ濡れになるが、楽しいから気にならない。
橋の奥に到着。ここが今回の目的地。
「ダムに架かる吊り橋に架かる虹」
ここに来るまでには、程良いスペクタクルを味わえるよ。
(おしまい)