車で行ける最北端の地。これより先は樺太になる。
天気が良ければ、うっすらと樺太が見える。まさに日本における最果ての地。
ひっきりなしに観光客が訪れる。特に観光バスが到着するとパニック状態。
しみじみと最果ての地を味わうには少々賑やかだ。
では、夜間はどうか。車中泊で夜を明かす人達が少しいる。
運が良ければ誰もいない時もある。
岬の碑(三角のやつ)はライトアップされており、漆黒の海との対照でダークファンタジーの世界になる。
宗谷岬は深夜がイイ。
(REPORTに続く)
日本最果ての地。とにかく遠い。
夜食のために稚内駅で弁当を買っておく。
大人気の「四大カニ弁当」だ。
ちょっとした食材やビールを買い込み、薄暮の宗谷岬へ向う。
そろそろ観光客もいなくなり、純正の宗谷岬マニアが集まってくる。
宗谷岬の上にある、宗谷岬公園から夜の岬を眺める。
宗谷岬神社。
この日は宗谷岬神社の前の駐車場で車中泊をした。
風は強く気温も低い。
でもウロウロする。
何もない最果ての地ではやることが無いと思いがちだが、そんなことない。
物思いにふけったり、最果ての地をしみじみ感じたり、6時間くらいあっという間に過ぎた。
控え目にビールを飲む。もちろん北海道限定ビールだ。
先述のカニ弁当とのコラボでテンションが上がる。
キタキツネや鹿が歩きまわっている。
深夜の宗谷岬は魅力的だ。
夜明けの宗谷岬も素晴らしいが、それはまたの機会に。
(おしまい)