阿武隈高地第二位の標高を持ち、頂上には日山神社がある。
登山口が6箇所あり、どの登山口から登っても2時間はかからない。
放射線量が高かったため入山禁止だったが、十分な安全値まで低下した2018年に再開。
問題なく登山できるぞ。
前泊は登山口から20分の場所にある道の駅で車中泊。
初めて行く地域なので、念のため早い時間に出発したら夕方には到着してしまった。
暗くなるのを待ち、ご当地スーパーで買い込んだ食材で車内宴会を開始する。
登山より、こっちの方が楽しみ。
こっちとは、よく知らない土地で夜を過ごすこと。
但し、翌朝は早朝に出発(運転)するのでアルコールは少しだけ。
登山口での前泊ならもっと飲むんだがな。
6時に起床。軽く車内を整理した後、登山口まで移動する。
登山口では気温が氷点下になっていたが、どうせ歩き始めたら暑くて仕方なくなるから、厚着はしない。
いつもの「インナー、中間、ウインドブレーカー」で登山開始だ。
おっと、軽アイゼンも忘れちゃいないぜ。ツルツルの場所があるかもしれん。
(REPORTに続く)
8時40分スタート。画像の坂は全て凍結している。
ツルッツルだ。
平気だったかって?
もちろん一歩目で転倒したさ、ふふふ。
軽アイゼンを出すのがめんどくさいので、脇のモフモフした箇所を歩いた。
凍結箇所を難なく通過し、のどかな牧場の中を歩く。
ほんの少しずつ雪が増えていく。
水神様を通過し、さらに進む。
かんたんマップ参照 ※別ウインドウで開きます
コース唯一の休憩所を過ぎ、しばらく歩くと完全な雪道になる。
静かすぎて、「シーン」じゃなくて「キーン」としている。
俺以外誰もいない。
人の足跡が無い。獣の足跡だけだ。
ん?なんだこれ?
人の足跡じゃないな。指は4本か。
黒の点線は俺の足跡。比較しても相当デカいぞ。
・・・と、男のロマンを匂わせておく。
何か意味ありげに横たわっていいる巨石たち。
特に興味はない。
いやぁ、贅沢な登山だ。山を貸し切り状態だ。
この山は眺望がよくないが、雪がそれを胡麻化してくれる。
山が薄く雪化粧をした、この程度の積雪が一番良い。
日山山頂。
標高1057m。8時40分登山開始、9時30分登頂。
真っ白な風景に展望台が際立つ。
展望台からの眺め。日山以外は積雪していない。
あらゆる登山ルートがあるので、間違えて下山しないように。
ちなみにトイレはこんな感じ。
下山後、友人と「三株高原キャンプ場」で待ち合わせ。
予約が必要の無料野営場。
夕方になっても誰も来ない。どうやら今夜は貸切のようだ。
酒をガブガブ飲み、肉をムシャムシャ食うぞ。
宴は深夜まで続いたのさ。
(おしまい)
山系 | 阿武隈高地 |
のぼった山 | 日山 |
標高 | 1057m |
登山口 | 田沢登山口 |
登山口の標高 | 640m |
登山口への道 | 舗装路・普通 |
登山口駐車場 | 田沢登山口駐車場 |
登山口トイレ | 登山口手前数百メートルにあり |
コース内トイレ | あり(頂上) |
(避難)小屋 | なし |
のぼりタイム | 60分 |
くだりタイム | 45分 |
たび登山 楽々度 | (苦) 1 2 3 4 5 (楽) |
たび登山 絶景度 | (低) 1 2 3 4 5 (高) |