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ベースキャンプとは「登山や探検などの根拠地」。
ダムであるにもかかわらず、立地やダム付帯施設の充実により、碓氷探検のベースキャンプっぽい雰囲気である。要は、ウキウキするダムなのだ。
ん?碓氷に何があるって?いろいろあるのだよ。
かつて、勾配がキツく難所として知られてきたい碓氷の交通事情を、アプト式なる特殊な鉄道の敷設により克服してきた歴史がある。(アプト式についてはまた別の機会に)
ちなみに坂本ダムの意匠、とくに天端の鉄橋オブジェは当時の鉄道がモチーフとなっている。
また、廃線を再利用した遊歩道、通称アプトの道がある。
全長6kmのコースで、めがね橋や廃変電所、数か所の廃トンネルを通過するプチ探検ができる。詳細は別コンテンツ(謎の秘境男)でレポする予定。
ダム湖は碓氷湖。周囲には大小二つのめがね橋※と、数か所のキレイな公園が整備されている。※この二つのめがね橋と、アプトの道にあるめがね橋は異なります。
ダム湖をクルリと回る一周1.2kmの遊歩道が整備されているので、おにぎりとお茶をもってブラブラしてみよう。楽しいダムだよ。
この地域は国土交通省が「碓氷峠鉄道文化むら整備事業」と銘打って開発してきたため、要所要所に鉄道のモチーフが散見される。ダム堤体の天端は、鉄橋そのもの。
ダム湖、ダム、公園や橋の位置関係。一周1.2kmの遊歩道が整備されている。
おにぎりとお茶をもってGOだ。
キレイなトイレや東屋がある。親しみやすい、難易度が低いダム。
大小二つのめがね橋が観られる。緑と赤のコントラストが素敵だ。
エントランス(駐車場)から階段をのぼると...
鉄橋をオマージュした天端が現れる。
ベンチに座ってのんびりと眺めるのも良い。
堤下に続く階段。
碓氷探検で一日中楽しめる。歩きやすい靴とリュックで来訪すると快適だよ。
良いダム。まさにナイスダム。おすすめだ。